VMCユーザ会2014アブストラクト メカニカルシミュレーション社 渡辺幸雄

発表テーマ名:
 新機能:非対称特性タイヤモデルについて

発表者:
 メカニカルシミュレーション社 渡辺幸雄

アブストラクト:
 長年、VehicleSim(VS)の車両運動モデルは、Combined Slip Theory(複合摩擦理論)に基づいたタイヤモデルを採用してきており、前後力は駆動側と制動側で対称特性、横力は左右対称と制限されていました。 しかし、実際のタイヤは、転がり抵抗、プライステア及びコニシティ等による非対称特性を持っており、シミュレーション結果の更なる精度向上のため、これらタイヤの非等方性を含めるようにしました。 複合摩擦理論に非対称性を持たせるために、理論の基となる論文(1989年Bakker他著)を再調査し、論文が提案する手法を使ってタイヤモデルの拡張を行いました。新しいVS車両モデルでは、タイヤの非対称特性データに対応し、各特性テーブルでは、線形およびスプライン内挿・外挿補間等に設定変更が可能です。また、従来の特性データ形式(片側のみ設定の対称データ)との互換性も保っています。 発表では、非対称特性を持つMF-Tyreとの比較や、幾つかの走行事例をお見せ致します。  

 

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