VMCユーザ会2012アブストラクト メカニカルシミュレーション社

発表テーマ名:
 VehicleSimモデルの線形解析を行うための新機能について

発表者:
 メカニカルシミュレーション社 渡辺幸雄

アブストラクト:
 デジタルコンピューターで高速演算が出来る様になる以前は、一般的に研究者やエンジニアは、固有値解析やボード線図といった周波数解析手法を用いて、ダイナミック・システムを研究していました。これらの手法は、1950年代から自動車の運動解析に、1970年代から二輪車の運動解析にそれぞれ用いられてきました。これら、古典的な周波数解析手法は、線形運動方程式による車両モデルに基づいています。
 近年、コンピューターの発達により、VehicleSim(VS)モデルのような現代的な非線形車両運動モデルは、実時間よりも速く計算できるようになりましたが、未だにエンジニアの間では(特に、二輪車研究において)、線形解析は有効な解析手法です。 そこで、VSソルバーの機能を拡張し、車両モデルを線形化して、MATLABとその制御系ツールボックスを使って古典的な線形解析が行えるようになりました。
 発表では、次期バージョンのBikeSim 3.2とCarSim 8.2による幾つかの解析事例(二輪車特有の振動現象であるウォッブル、ウィーブ、チャッターなど)をお見せ致します。

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