CarSimがカーボンファイバーホイールの利点を実証

2021.03.23

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CarSimがカーボンファイバーホイールの利点を実証 

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最近の論文の中で、 Blackstone Tek社のエンジニアリングマネージャーであるBrandon Heukelman氏と、ヨハネスブルグのウィットウォーターズランド大学のFrank Kienhofer客員准教授は、CarSimを用いて、カーボンファイバーリムが小さいながらも意味のある性能上の利点をもたらしえることを示しました。

Blackstone Tek社は、2002年にオートバイ向けのカーボンファイバーホイールの製造を開始し、現在はVUHL 05RR、Donkervoort GTO D8-40、Ariel AtomスーパーカーやVintechによる特別仕様のポルシェのトリビュートカーなどに自動車のホイールを生産しています。カーボンファイバーホイールは、アルミやマグネシウムの鍛造ホイールよりも軽量で、最軽量のホイールのためであれば価格をいとわない性能にこだわるユーザーのニッチな市場に販売されています。

Blackstone Tekのスポーツカーのカーボンファイバーホイールは、アルミやマグネシウムの鍛造ホイールと比べ、それぞれフロントが5 kg (55%)、リアが6 kg (57%)軽量です。それに加え、カーボンファイバーホイールはホイールの静定格荷重が10%高くなるよう設計されています。

論文の著者は、ラップタイムの調査を通し、ばね下質量とホイールの回転慣性の低減による性能の利点を定量化しました。例えば、CarSimでシミュレーションされた1/4マイルのドラッグレース(400 m)で69 ミリ秒 (0.6%)の改善を示しており、これは著者による他の調査とも一致しています。モータースポーツの世界では、1ミリ秒でも重要です。

ラップタイムの比較を実行したい場合、CarSimのクローズドループのドライバーモデルパラメーターを調整して、車両の改善を最大限に活用するようにしてください。 

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カーボンファイバーリムとアルミホイールの比較

CarSimビークルダイナミクス分析にて、カーボンファイバーとアルミのホイールを比較


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本文章はメカニカルシミュレーション社が発行したニュースレターを基に、バーチャルメカニクスが翻訳編集加筆を行っております

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