NVIDIA DRIVE Constellation と CarSim/TruckSimの連携

2019.09.24

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メカニカルシミュレーション

 

 

 NVIDIA DRIVE Constellation と CarSim/TruckSimの連携

 
CarSimおよびTruckSimの開発元であるMechanical Simulationは、業界検証済みの車両運動モデルを仮想世界での自律走行車試験に使用されるオープンでスケーラブルなシミュレーションプラットフォームであるNVIDIA DRIVE Constellationで利用可能にすると発表しました。

これにより、車が制動に要する時間から滑りやすい路面での性能に至るまで、運転のすべての状況をシミュレーションで正確に再現できることになります。
CarSimの車両モデルが提供する詳細度がDRIVE Simが提供する詳細な環境と組み合わされ、このような試験を現実世界の結果に簡単に転換できるようにします。
 
DRIVE Constellationは、データセンター内に並列する2つのサーバーから構成されます。
1つめのサーバーはDRIVE Constellation Simulatorで、CarSimの仮想車からのセンサー出力を生成します。
2つめのサーバーであるDRIVE Constellation ComputerにはAI車載コンピューターであるDRIVE AGX Pegasusが含まれ、データを受信し判断を下して、車両制御コマンドをシミュレーターに送り返します。
このクローズドループのプロセスは、ビット単位の精度を持ちタイミングも正確なハードウェアインザループのテストや検証を可能にします。
 
DRIVE Constellationはオープンプラットフォームであり、ユーザーやエコシステムのパートナーが独自の環境モデル、車両モデル、センサーモデルや交通シナリオを組み込むことができるプログラミングインターフェイスを提供します。
さまざまなパートナーとの協業により、このプラットフォームは包括的で多様性に富んだ複雑なテスト環境の生成を可能にします。


Modeling Vehicle Dynamics (車両運動のモデリング)

DRIVE Constellationは各領域に特化したモデルを使用し、環境、交通シナリオ、および車両挙動をシミュレーションします。
CarSim車両モデルは、滑りやすい路面やでこぼこした路面のような現実世界の状態だけでなく、ブレーキ、ステアリングやサスペンションといった制御インプットに応答する車の動作をシミュレーションします。

実車1台に含まれる個々の部品は30,000点に及び、車両動作は非常に複雑であるため、効果的にシミュレーションするには忠実性の高いモデルが必要です。
これは、仮想世界で実施されたテストが現実世界の状態を正確に再現することを保証します。
企業は長年にわたり、シミュレーションを含めた車両運動のテスト方法を開発してきました。
車両モデルの複雑さゆえに、自動車メーカーやTier 1サプライヤーはモデルの開発や検証に多大な投資を行ってきました。
 
CarSimおよびTruckSimがDRIVE Constellationで利用可能となり、自動車メーカーやTier 1は自社モデルを自律走行車試験に使用することによって、より大きな価値を得ることができます。


Industry-Standard Addition to DRIVE Constellation (DRIVE Constellationに業界標準を追加)

Mechanical SimulationのCarSimおよびTruckSimモデルは、車両運動のモデリング、そして先進運転支援システムや自律走行車の開発において業界標準ツールとなっています。
これらモデルは、パワートレインやステアリング挙動、空力といった複雑な車両サブシステムのすべてを考慮しながら、ステアリングや加速度、ブレーキのドライバー入力を正確に再現します。

世界中の自動車メーカーは、既にこれらのモデルを使用して車両テクノロジーを検証しています。
DRIVE Constellationを使用することにより、ハードウェアインザループのプラットフォームで大規模なテストが可能になります。

 

 

 

 

 


 【本文章はメカニカルシミュレーション社が発行したニュースレターを基に、バーチャルメカニクスが翻訳編集加筆を行っております】 

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